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郵政公社、トヨタ式に混乱 指導社員「上辺のみ改善」

公社が採り入れたのは、トヨタ方式を応用した「JPS(ジャパン・ポスト・システム)」。

 03年、埼玉県の越谷郵便局で最初に試行。指導役のトヨタ社員が、ストップウオッチで郵便物の仕分けの速さを0.1秒単位で計ったり、局員の歩数を数えたりし、作業の全工程を見直した。いまは、全国約1200の普通郵便局のうち約1000局に採り入れている。

 この方式は、そもそも仕事の量を明確にすることで、ムダのない人員配置をするのが狙い。各職場には「原単位(げんたんい)」という手法が採り入れられた。

 例えば、局に届いた郵便物を送る地域ごとに分ける際は、15分間でできる郵便物ごとにいったんケースに分けてから区分作業に入る。均等に区分けすることで作業量が一目でわかるという。これまでは、勘やコツを頼りに作業量や人繰りを想定していた。

 また、局内で最短距離を動けるよう床に進路を示すテープを張った。配達する郵便物を区分けしたりする際、立ったり座ったりすると余分な時間がかかるので、いすを撤去して立ったまま作業させることにした。
郵政公社、トヨタ式に混乱 指導社員「上辺のみ改善」asahi.comより


う~ん。これから種分け作業をやらなきゃならない郵便物の山を前にして、作業量が一目でわかるといいことあるんだろうか?郵便局というのは、郵便物が集荷されてから人の手配をするのか?そんなわけあるまい、事前に郵便量を予測して人を配置しておくのだから、「勘やコツを頼りに作業量や人繰りを想定」というのはそういうことだろう。「勘やコツ」が気に入らないのならその「勘やコツ」を分析して標準化すりゃあいいだろうに。

きっと、放っておくと怠けると思っているのだろうが(たしかにそれはそうだが)物流の現場にいるととりあえず仕事は終わらせようと思うよ。なぜならその日の仕事はその日のうちに終わらせなけりゃならないからということ。

明日には決して回せない。それは何も「約束した納期に到着させるため」という指名感からではなくて(もちろんそれもありますが)明日は明日の仕事が来るのでまわしたって明日自分の首をしめるだけだからだ。

たしかに楽はしたい。だけど、仕事も終わらせなきゃならない。これって、いかに楽に仕事を終わらせるか=いかに効率よく仕事をおわらせるか、ってことだから、この気持ちを利用したほうが良いと思うけどな。
by kumatosan | 2006-11-01 10:46 | 世の動き